子宮がんについてのQ&A集

Q:子宮がんって種類があるの?
A:一口に子宮がんと言いましても、実は大きく分けて2つの子宮がんがあります。
「子宮頸がん」と「子宮体がん」と呼ばれるものがそうです。

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Q:子宮体がんって?
A:子宮の奥にあたる体部のうちの内膜から発生します。内膜は生理の時にはがれてしまうので、閉経前の女性には体がんの発生は多くありません。
体がんは、病状が進行していない早期の段階で出血をきたすことが多く、不正性器出血での発見が約90%といわれています。少量でも出血があれば、すぐに医療機関を受診していただければ早期発見が可能です。下着にしみが付くことや下腹部痛も出血に次ぐ症状です。

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Q:子宮頸がんって?
A:子宮の入り口である頚部の上皮(表面の細胞)から発生します。
頚がんには検診が非常に有効で、進行がんを防ぎ死亡を減らす効果が証明されています。
子宮頸がんの発症にはHPVが関与していますが、子宮体がんはHPVとは無関係と言われています。

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Q:HPVってなに?
A:ヒト・パピローマウイルス(human papilloma virus)のことでヒト乳頭腫ウイルスとも呼ばれています。HPVには100以上の型があり、そのうち高リスク型HPVと呼ばれる10数種類のタイプが子宮頸がんの原因になると考えられています。また、これとは別に低リスク型HPVと呼ばれるタイプがあり、こちらは尖圭コンジローマと呼ばれる生殖器にできるいぼの原因で、子宮頸がんは起こさないと言われています。
性交渉の相手の数が多い女性ほど感染の危険が増えるので、頚がんのリスクが高くなります。

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Q:子宮頚がんは検診により進行がんを防ぐことができるって本当?
A:頚がんには検診が非常に有効で、進行がんを防ぎ死亡を減らす効果が証明されています。
頚がん検診については、受診間隔を延長して2〜3年に1回の受診頻度でも有効だとするデータがたくさんあります。欧米諸国では、3回連続して異常を認めなかった場合には、検診頻度を3年に1回とするなど、受診間隔を延長する国が多いのです。

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Q:予防方法は何かありますか?
A:性交時のコンドーム使用はヒトパピローマウイルスの感染予防に有効です。また他の性感染症予防にも役立ちます。禁煙も有効です。

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Q:症状がある場合はどうすればよいですか?
A:検診を待たずに、医療機関での診察を受けてください。次のような症状が1つでもある場合は要注意です。月経時以外の出血、茶褐色・黒褐色のおりものが増える、下腹部および腰の痛み、性交中の痛みなどです。

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Q:精密検査はどんなことをするのですか?
A:コルポスコープという拡大鏡で子宮頚部を観察し、あやしいところから米粒半分くらいの大きさの組織をとって、がんがないか詳しく調べます。少し出血しますが、ほとんど痛みもなく、婦人科の外来で受けられます。

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Q:妊婦が受けてもよいのですか?
A:妊娠してはじめて産婦人科を受診するということも多いことから、妊婦健診時に頚がん検診を行うことも大事です。

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Q:妊婦に見つかったとき子宮は残せますか?
A:検診で見つかる頚がんは大半が早期のがんで、とくにがんが粘膜表面だけにとどまる上皮内がんが主体です。子宮を残すことが可能な場合が多いです。

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